出張のお知らせ

2019.03.20

弊社のドアノブはバウハウスの創立者 ヴァルター・グロピウスがデザインした
1920年代製のオリジナルプロダクトです。

いつか自分の家を持つ事が出来たら、、、
扉だけは、唯一無二のものにしたいと子供の頃から思っていました。


市営アパートで育った私は同じ階に同じ扉が13個も並んでいる事にとても違和感を感じていました。
実際は九州の田舎なので大半は開けっ放しになっていてそれぞれの家の風景が表れていて
個性があるのですが、一戸建ての友達の家に行くとその家らしい
扉が付いていてそれはとても羨ましいものでした。

古い物を扱うお店を始めて、自分で店の内装を造作する様になり、塗装・左官・電気・貼付け等DIY
で出来ることは一通り自分でやってみました。
又、古い物を扱う事で直す事を覚えて、手を加えて再生する事を始めてリプロダクトを製作する様になりました。

店の内装や製作するものに興味を持ったお店のお客様から声を掛けていただき
ディスプレイ(装飾)から始まり内装造作へと繋がりました。


家具・什器から建物に使用する建具や扉を製作したいと言う思いから
世田谷の古民家を私なりに改装したいと考えて自宅兼店舗ENSYU(現無相創)を造りました。


現在、弊社は内装設計施工をメインの生業にしています。
今後は建築へと将来的に進めて行く段階で住設周りのパーツや機器等の選択の深淵を
掘り下げていきたいと考えています。

3月27日~4月5日の期間出張に行ってきます
チューリッヒ・ブリュッセル・ケルン・ベルリン・ハンブルク・アムステルダム・パリ
早足ではありますが、途中お客様とのミーティングを交えて住設パーツの調査と内装施工で
使用するヴィンテージパーツ・住宅リノベーションで使用する建材の買い付けをしてきます。

会社は通常とおり営業しております。
今後は空間構成含め各所のパーツ及びディテールに於いてより一層の品質を高めて
お客様に満足頂ける価値を提案出来ればと考えております。


何卒宜しくお願い致します

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